松村西尾合同会計事務所(大阪府)

デジにゃん

プロフィール

事務所名松村西尾合同会計事務所
代表者西尾 美香
所在地大阪府大阪市福島区
所属近畿税理士会 福島支部
設立年平成17年9月
「達人シリーズ」導入時期平成31年4月
利用会計ソフト弥生会計、MFクラウド会計、freee

事務所紹介

西尾先生
西尾先生

約5年間の会計事務所での勤務を経て税理士登録し、平成17年9月に独立開業しました。
顧客ゼロからのスタートでしたが、他士業からのご紹介や、HPからのお問合せ、記帳指導等を経て、多くの顧問先をご紹介いただき現在に至ります。
平成24年からは会計士のパートナーの参加により、現在は、税理士2名(うち会計士1名)、社労士スタッフ、4科目保持者、金融機関を10年以上経験した勤務7年のスタッフと、層の厚いスタッフに恵まれ、順調に顧問先も増えております。
私たちが大切にしているのは、お客様に喜んでいただける心遣いを重ねていくこと。
当事務所の強みは税務と会計、両面に優れた知識を持っていることです。
そのため経営者の最も信頼しうるパートナーとして、M&Aや買収の相談、デューディリジェンス(企業の価値やリスク調査)、契約書の会計チェックなど、豊富な実績から得た知見で提案します。
創業時から関与する顧問先が多いのが特徴で、「企業成長」に寄与できるノウハウがあります。また生命保険を活用した企業防衛にも力をいれています。

「達人シリーズ」を導入する前の運用環境と課題をお聞かせください。

西尾先生
西尾先生

開業当初から顧問先への自計化を進めたことで、自計化率は9割(うち:弥生会計8割、MFクラウド会計2割)を超え、会計業務はかなり効率化がされました。
しかし、肝心の申告業務はMH陣ソフトの使い勝手が悪く、機能も充実していなかったこともあり、以下の問題を抱えていました。

■申告ソフトが会計ソフトと連動できないため、
決算書は会計ソフトから印刷したものを税務署へ郵送し、
内訳概況書や消費税は会計ソフトのデータを申告ソフトへ手入力するなど、余計な手間と時間がかかる
■顧問先情報の一元管理機能がなく、
税務ソフト毎に顧問先情報の登録が必要で、
情報の変更があった際には、関係する箇所をいくつも修正しなくてはいけない
■法人税は作成できる帳票数が少ないため、
別途Excelを使って作成しなければならず、手間と管理が面倒
■電子申告ソフトは使い勝手が悪く、所得税以外は全て紙で申告

このままでは効率化どころか業務が増えるばかりで、顧問先の拡大や顧問先への新たなサービスも提供できないなど、将来の事務所運営にも大きな影響がでると考え、申告ソフトの入れ替えを検討することにしました。

「達人シリーズ」導入の経緯についてお聞かせください。

松村先生
松村先生

ちょうど検討を始めたころ、知り合いの税理士事務所が申告ソフトを「達人シリーズ」へ切り替えたので話を聞いてみたところ、「価格も手ごろでとても使い易い(特に電子申告)」との話を受けました。
早速、インターネットで調べた後、「達人シリーズ」のホームページから個別相談の申しみを行い、販売店のデジタルからソフトのデモンストレーションをしてもらうことにしました。
実際に説明を受けると、当事務所が求める以下の要件の殆どをクリアできることが分かり、導入候補の一番手に考えました。

  1. 会計ソフトとのデータ連動ができる
  2. 顧問先情報の一元管理ができる
  3. 電子申告が簡単な操作でスムーズに行える
  4. 安心感、信頼性

その後、専用機メーカーも検討しましたが、「会計ソフトのデータ連動ができない」、「コストパフォーマンスが悪い」など、それぞれ一長一短があり、総合的に優れた「達人シリーズ」の導入を決めました。

旧申告ソフトからの移行はどのように行われましたか?

西尾先生
西尾先生

移行は以下の流れで進めていきました。当初は移行にかなりの時間を要すことを覚悟していましたが、補助ツールやExcelのインポート・エクスポート機能を利用することで業務に支障が出ることなくスムーズに行うことができました。
・顧問先の基本情報(4月~)
旧ソフトから基本情報のデータが出力できなかったため、
旧ソフトの基本情報画面を開き移行するデータをコピー後、
「データ管理の達人」の基本情報画面に貼り付け
・法人税・減価償却(5月~)
決算を迎える顧問先から移行
減価償却の資産データは補助ツールを利用することで、ほとんど手入力することなく移行できました。
・年末調整(10月~)
社員・家族情報、給与・賞与データも補助ツールやデータの
インポート・エクスポート機能を利用することで、
スムーズに「年調・法定調書の達人」へのデータ移行ができました。
・所得税(1月~)
基本情報や家族情報は導入の初めに「データ管理の達人」へ移行していましたし、その他必要なデータがあればExcelデータのインポート・エクスポート機能を使うことで取り込みができたので、特に問題ありませんでした。

「達人シリーズ」を導入して良かった点をお聞かせください。

松村先生
松村先生

導入して一番良かったのは、会計ソフトのデータが「達人シリーズ」へ連動(法人税の決算書、内訳明細書・事業概況書、消費税の基礎データ、所得税の決算書)できるようになったことです。
導入前は、会計ソフトのデータを申告書ソフトに手入力していたため、確認を含め膨大な手間と時間がかかっていましたが、「達人シリーズ」に替えてからは、以前に比べ作業時間が半分以下になりました。
また、申告書の作成から電子申告までの業務が全て「達人シリーズ」で完結できた結果、大幅な業務効率化と職員の作業時間削減に繋がり、その削減された時間を顧問先へ新たなサービスの提供や拡大に充てられるようになったことはとても大きいですね。

株式会社デジタルを選んだ理由をお聞かせください。

西尾先生
西尾先生

「達人シリーズ」の導入は決まりましたが、サーバやネットワーク環境の構築をどうしたらいいのか困っていたところ、デジタルさんが気軽に相談に乗ってくれました。
そのお陰で、面倒な自作のサーバ移行や事務所内のネットワーク構築もスムーズに進み、管理しやすいIT環境を整えることができました。
デジタルさんはソフトの販売だけでなく、事務所全体のIT環境からちょっとした相談事でも丁寧に対応してもらえることが選んだ決め手です。
今後も、「達人シリーズ」に限らず、様々な面で良きパートナーとしてお付き合いさせていただければと思います。

「達人シリーズ」を導入された先生のご感想をお聞かせください。

西尾先生
西尾先生

「電子申告の達人」は操作メニューがツリー状で、一番上のメニューから順番に操作を進めていけば完了する仕組みになっているためとても分かりやすく、スムーズに電子申告を行うことができます。
また、地方税の「提出先登録」機能も便利に使っています。市町村への新たな届出があっても、送信の前に「提出先登録」を行えば、送信時にエラーなく送ることができるのはとても助かります。
「法人税の達人」ですが、電子申告できる帳票の98%をカバーしているので、すべての帳票を以前のような対応していない帳票を別途Excelで作成する必要がなくなり、帳票作成業務の効率化と一元化を実現できました。
また、入力画面が帳票そのままのイメージなので、全体の数字の流れを確認しながら簡単に申告書の作成ができます。

「達人シリーズ」を利用されている職員様のご感想をお聞かせください。

職員 様
職員 様

会計ソフトのデータが連動できるようになったことで以前までの面倒な転記や確認作業がなくなり、ストレスなく申告業務を行えています。
ヘルプデスクのサポートですが、毎回、丁寧かつスピーディーに対応していただけますし、専門的な問い合わせ内容もサポート担当者の知識レベルが高いため、的確で分かりやすく教えてもらえるのとても助かります。

今後の事務所の運営方針についてお聞かせください。

西尾先生
西尾先生

【IT化の推進で、業務効率を高めています】

顧問先と当事務所双方の業務改善と合理化を目指して、クラウド会計ソフトの導入などを積極的に行っており、今後もさらに事務所・顧問先の合理化を推進していきます。
会計・税務だけにとどまらず、あらゆる融資の相談や経営コンサルティング、事業承継など、経営者のパートナーとして顧問先の成長を支えてきました。
今後は、顧問先企業の組織再編、M&A、事業承継、事業再生などに、より注力していきたいと考えています。
税務申告や会計監査にとらわれない、会計士・税理士だからこそ提案できる複合的なコンサルティングを目指しております。

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